長崎県の大村航空基地に展開する第22航空隊"WYVERN FLIGHT"の海上警備行動2009パッチです。
頻発するソマリア沖やアデン湾の海賊行為に対応するため、2009年1月28日に浜田防衛大臣により海上警備行動が発令。これは防衛大臣が発令できる最高位のもので、海上における人命もしくは財産の保護または治安の維持のため特別の必要があると判断した場合に命ぜられます。
広島県呉より護衛艦さざなみ(DD-113)と護衛艦さみだれ(DD-106)が3月14日に出航。3月30日にはオマーンのサラーラ沖に到着し、同日夕 方から護衛活動を開始。アデン湾を航行する対象船舶の船団をつくり、前後を護衛艦が挟み、周辺空域を22空のSH-60Kが警戒飛行します。4月29日現 在、海上自衛隊の公式発表によると、アデン湾にて11回の護衛活動が行われています。
パッチデザインは活動地域であるソマリア周辺にターゲットが定められ、またWYVERN(飛竜)が睨みを利かせています。22のデザイン文字と、今回初出動となった海上自衛隊の特殊部隊であるSBU(特別警備隊/Special Boarding Unit)にも注意。