VF-194 "Red
Lightnings"の部隊解散記念パッチです。F-4 Phantom
II飛行隊として活躍していたVF-194は1978年に解散。その後1986年12月1日にF-14A飛行隊として復活。USS
Independence
(CV-62)/CVW-10という編成でしたが、冷戦終結で軍事費の大幅削減の影響を受けて一度も航海に出る事もなく部隊はVF-191と共に1988年4月30日に解散。これはその時の解散パッチで、パッチ上部に書かれている"VENI
VIDI
ALCOA"とはユリウス・カエサルが小アジアのポントスを破った際にローマの元老院に向けて送った報告の手紙"Veni(来た)Vidi(見た)Vici(勝った)"の文面を元にしたもので、このパッチでもラテン語でVeni(来た)Vidi(見た)Alcoa(閉じ込められた)と、復活したにも関わらず解散に追い込まれた皮肉な事実に対する言葉と、部隊インシグニアにちなみThrough
the heart(心臓を貫く)とも書かれています。
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